▼ 日時 2019年3月12日 (火) 19:30~21:00
▼ 会場 育徳園子どもの家
▲参加者 5施設・団体 7名
※東京から2名こひつじ学童クラブの関係者が20:00まで参加しました。2019年の活動計画を中心に話をしました。
■内容
◎フリートーク障がいとは何か?
中学生以上の子どもたちを対象とした会議でテーマとして取り上げたことがあったという話。
様々な障がいのある方がいるということを子どもたちは知っている。そして身近にも感じているという答えが多かったそうである。
障がいという言葉とそこには暮らす上での何らかの不都合、不利益があるということは知っている。
ではどういう配慮が必要なのか?
特に外見的にはわからない障がいについては配慮もわからないということだったので、そのあたりにアプローチしていくことがやはり必要なのだと感じた。
◎2019年の計画について
キーワードとしての「共感」共感 とは何かという話
同じ立場にたって考えてみる
弱い立場 味方になれるか
わかるはずがない 同じ気持ちにはなれないという感覚も同時にある
わかろうとする気持ち、寄り添うことが大切だという感覚もある
共感という言葉を多用しているように感じる
自分がされたらどう思うかということもある意味我が身に置き換えることでわかるはずという前提にたっている。置き換えたところで価値観は異なることもある。
・あらためて共感という言葉を考えてみよう
・支援者の事を知る 立場がたくさんあることを知る
・支援者座談会の対象 保育所 児童 学童 保育所 学校 医療教育と医療の分野にも拡大したい
・調査をするために深く考える1年にしてみては
・当事者の気持ちを知る 本音を知りたい
・支援の必要な子どもの気持ちを聞く・生きづらさ(障がい)を感じる子どもたちの本音を知る・支援の必要な子どもとの関わり
◎2019年研究会の全体テーマ
人権と平和 を引き続き設定していくこととした。
平和とは 何か?について再確認をしていった。
あたりまえに生活できること障がいがあるとかないとかは関係ないこと。
今の安心安全な日本という社会イメージは障がいのある人にとってはそうではないかもしれないし、支援の必要な人にとってはそうではないかもしれない。
社会の見え方や在り方はその立ち位置によって評価は変化する。自ら死を選ぶことのない社会を目指したい。
平和でないとは 生命 危険ではない状態 人権が脅かされている状態 人権が守られている状態ではないことともいえるのではないかなどが話された。
◯境界線の問題法的基準
倫理的基準 感情的な基準。
どこから見るか?で変わるという基準出生前診断
胎児の人権とはという問題もある。
◯補足 障がい児・者研究会という名称の見なおし
障がい児・障がい者という言葉をつかう意味があるのかないのかを検討していく
2019年の活動内容について
●支援者座談会を実施
●支援者研修会はセツルメント研究会と合同で実施
●調査については支援者自身(保育士を中心してみる)の自己肯定感の状況を調べてみることからはじめてみようかということとなった。
2019年度年間計画日程案
定例会
4月16日(火) 19:30~ 育徳園子どもの家
5月21日(火) 19:30~ 望之門保育園
6月18日(火) 19:30~育徳園子どもの家
7月9日(火) 19:30~望之門保育園月以降は未定支援者座談会
10月29日(火) 支援者研修会
2月4日(火) ※セツルメント研究会との合同開催予定
▼事例検討についてのルール
個人が特定されないものにする
事例検討により支援の質があがる、本人の生活がより良くなるものにする
研究会で街で起きていることを共有し、対応方法を考える力を磨く
多様な視点で検討する
★今年度の、地域の障がい児・者研究会の方向性
◯ 人権と平和を自分の周辺から考える
◯ 一人ではできないことをみんなでやる
◯ 支援の質を高める事例研究