▼ 日 時 2019年6月18日 (火) 19:30~21:00
▼ 会 場 望之門保育園
▲ 参加者  6施設・団体 7名

▼ 内容

◯フリートーク  
◉ 多様性についての話
「差別と不適応にどう対応するか。事件が起こると、テロ行為と宗教や殺人と障害の有無ということで報道され、終結してしまっていることが多い。多様性を認めることとその違いを際立てる社会規範や倫理についても考えてみたい。」

多様性を認めるとか認めないということが既におかしいのではないか、全て受け入れることができるはず。

保育園でいろいろな障がいがある方たちと出会い関わりあった経験がある子どもたちは卒園後も手助けをするということ。困っている状況を見かけたときに手を差し出せるかというところに、多様性への対応があるように思う。

子どもの時には多様性への適応力があるのに大人になるにしたがい、その柔軟性が乏しくなるように思う。

子どもたちは違いに出会った時に質問することが多い、その時の反応によって態度は形成されるように思う。

良い出会いを、就学前にできるようにするかということも重要だと思う。

格差と差別についてに関連し、子ども食堂が増えたの良いことだという話を手放しで評価するのはおかしいのではということには同意できる。

就労条件についてや貧困の対策についてなどを政治的に解決することも必要なことだと思う。

刺青についても刺青を消すとか、見た目で判断になる。

とはいえ見た目で判断していることは多いのではその判断基準をどう多様にするかということもいるのではないか。

見た目などが分かりにくいSNSなどによる方が多様性に柔軟なのかもしれない。
SNSは逆に視覚的な、情報不足から、ミスも、起こりやすいのでは、未成年がだまされるケースも多くある。

おひとりさまファミレスについて
店としてはありかもしれないが、ファミリーレストランではないなと思う。
一人でできることもあるけど、一人ではできないこともある。
孤立と孤独はちがうなということ。WEB上で、SNSなどでつながっているかもしれない。
なにもしないサービスというのもある。ただそばにいるだけを対価を払って求めることもある。
居酒屋での一人誕生会プランもある時代。これも多様性なのか・・
適応と不適応というのは社会によって形成されることもある。だからこそ何をするかを考えるきっかけになったテーマであった。

◯事例検討  療育手帳を所持している子どもについて
預けることに迷惑をかけて申し訳ありませんという保護者がいる。
その一方で様々な機関からのアドバイスにも振り回されているようにみえるため、就学後の過ごしなどについても心配。成長の喜びは感じてもらえないかどうなのか。保護者さんには、迷惑をかけていないことを知ってほしい。
・保護者同士のつながりによって変わることもあるのではないか。
・園での活動の様子を見てもらう機会をつくることなどもあげられた。

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〇支援者座談会のテーマについては
継続検討となった。
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次回 7月9日(火) 19:30~ 育徳園子どもの家
内容 〇フリートーク ※テーマ持ち込み歓迎
   〇事例検討
   〇支援者座談会について
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▼フリートークとは 

キーワードについて、メンバーで話をしていく。わかったように思っている言葉でも、もう一度言葉にして誰かに説明してみる。そうすると、意外に説明できない、つまりわかっていないことが多くあります。その体験の中で自らの価値観や感覚を点検していくことです。

▼事例検討についてのルール
個人が特定されないものにする
事例検討により支援の質があがる、本人の生活がより良くなるものにする
研究会で街で起きていることを共有し、対応方法を考える力を磨く
多様な視点で検討する

★今年度の、地域の障がい児・者研究会の方向性
◯人権と平和を自分の周辺から考える
◯一人ではできないことをみんなでやる
◯支援の質を高める事例研究