日 時 : 8月25日(火)19:00~21:00
場 所 : 育徳園保育所
参加者 : 倉光、⼩⾕、金、蛯子、入江、野間、山本、楠、川畑、⽵内、廣⾕、名城、辻野、⼤川、⻄野、杉浦、吉⽥、嶋津、⾕川、⾓中、加藤、隅⾕、森井、蕨川、岡村
司 会 : 廣谷 議事録 : 吉田
1、中学生以上キャンプについて
(1) 参加施設 長居・やまと・今池・育徳・阿さひ(検討中)
(2) 実施日 9月5日6日(土日)
(3) 講師 関西大学と四天王寺国際仏教大学で活動している「たまごクラブ」の学生
(4) 課題として 中学生は土曜授業がある為 出発時間を現在調整中
(5) 会場からの意見
・大地協の事業であるため、要綱を各施設に送る必要がある(早急)。
・要綱等が無いので、どんな集まりで何をするのか分からない。
・理事会でも今回のキャンプについて話が出ていなかった。
・感染症の対策についても不透明である。感染症対策は各施設で行うのか、全体で行うのか明確にする必要がある。大地協の行事として行うので、どんな対策をするのか示して欲しい。
・何かあった場合は大地協が責任を取らなければならないのでしっかり対策を検討して欲しい。
2、第 25 回全国地域福祉施設研修会(⼤阪⼤会)
実行委員長 西野司会のもとフリートークの形で討議した
・今回は、企画委員会と実行委員会を一緒に進めていきたい。ある程度の骨子は、実行委員の方で用意してきた。現在課題としてあがっている個所を、企画委員会で話を広げ決めていきたい。
・実行委員長 西野氏(大国) 副実行委員長 長瀬(聖和)楠(望)辻野(育徳)
・事務局 名城(やまと)蕨川(わかくさ)
(1)新型コロナウィルス対策について
・今回はたくさんの人に来て頂くことが難しい状態であり、100名までの集まりにしたい。人数制限に加え、開催日数を1日にすることを考えている。また、リモートを利用して進めていくことも考えている。
(2)経費について
・1人8,000円~10,000円を予定しており、100名単位で予算は80万円の中で考えている。1日のみの参加や学生の参加も例年通り実施したい。
(3)メインテーマについて
共生(とも)にいきるとは ~新型コロナウイルス感染拡大のただなかで~
大地協としての共生とは
・前回は当事者の視点で考える中で 当事者と関わる私たちも、当事者ではないのかの問いかけがあった。前回のサブタイトル 私たちの態度を問う という視点も忘れてはならない。
(4)大地協が考える地域福祉 (フリートークで語り合われたこと)
・分野別の制度は、複合的なニーズや多様な問題についてすべて対応することが出来ない。
・地域福祉の施策や地域共生社会の取り組みが進められているが、多くの課題が残されている。
・地域福祉は人間の尊厳と権利を守る社会的実践。人間の弱さや脆さの視点から見れば、人権保障の制度・施策を問い直す必要がある。
・大きいキーワードとして 制限・分断というネガティブな捉え方ではなく、つながり続ける姿勢を共有することが重要。
・ひとと人との関りを大切にしていた大地協が、コロナによって制限を受けるようになった。
・施設として行事は、中止になっていることが多い。しかし、この状況の中で施設はどう地域と繋がっていくのか、関わっていくのか。
・目に見えない不安が溢れている。今ままで出来てきたことが出来なくなってきている。しかしこの問題は、今起こったことではなく昔から起こっている問題ではないか。A保育園の地域では在日韓国人朝鮮人の方の課題がある。違いを受け入れるという課題は今に始まったことでは無いが、今回のコロナで改めて露呈されたと思う。前回の研修会で学んだ、当事者の視点で考える事が大切だと現在痛感している。
・高齢者施設の現状は命が関わるので、中止、分断しかない。新しい利用者を入れるのではなく、今の人をどう守っていくのか。その中で家族とどうつながるのか。一方待っている人たちとどうつながるのかを考え中であり、手段の一つとしてリモートの活用も考えている。
・実習生とどう関わるのか(実習先の46%が学生の受け入れを断っている)も私たちの施設の大事な視点である。行き場のない実習生がたくさんいているという事実。私たち福祉施設は人を育てるという大切な仕事がある事を各施設でも大切にして欲しい。断るだけではなく、どう受け入れていくかを考える事が大切である。
・断る、中止は簡単であるが、どうすれば今までやってきた行事を進められるのか。行事の中でどの部分を大切にしていくことが必要なのかを考えるきっかけになった。
・本日は小学校の始業式であった。今まで学校に行きにくい子に、常に保護者が付き添っていたという行為は、実は大きな負担であった(子どもにとっても保護者にとっても)。しかし今回のコロナの影響で、保護者が子どもを学校に送っていく状態が普通になったため、学校に行きにくい子も保護者も気持ちが楽になったという話を聞いた。
・自分が在宅で過ごす時間が長くなって初めて、引きこもりって、こんなにしんどいんや、って今回感じた。
・今までやってきたことが全くできなくなってきた時だからこそ、発想を変えて今だから何ができるのかを考えたい。この状況下で、全く何もしないのではなく、今までやってきたことを変化させて行う挑戦をしている。ただ人数制限等予防は行う必要がある為、参加できない人が出てきた。その課題に対して今まで一回で行ってきた行事を二部制にするというような工夫をした。また高齢者と面会できない家族については、写真を渡し現在の状況を伝えている。コロナだけではなく、インフルエンザ等も続く中様々な対策を考えたい。
・今まで中止ばかりしていたが、職員から中止ばかりではだめだと声があがった。
・保育所で、敬老の日サークルを行っていた。会場には130名の高齢者に来て頂いていた。中止にしたが、何か出来ないかと、保育所の外に面している柵等に「おじいちゃん・おばあちゃん、コロナに負けんといてな」というポスターを作る事を検討中である。現在、町全体の福祉施設に呼び掛けて、賛同してもらえる施設を募集したいと考えている。近々に情報を発信するので、協力して頂ける施設はお願いしたい。
・デイの施設の中で幼児と高齢者の関りがあった。今回は施設に入らず、道路から高齢者施設に向かって、子どもたちが歌を歌う試みをした。
・上記の話は、まさにソーシャルアクションであり、行動が大切だと思う。その動きが人の心を動かす。大地協の施設は、人の事を大切に思うという事が特徴であると話を聞いていて感じた。
(5)研修会の日程について
・2日間の研修会を行えるか。コロナの状態も変わっていく可能性が高いので、現状では決めない。
(6)基調講演をどうするか
現在上がっている4名についての説明があった(言葉の説明)
・ラップアラウンド
当事者とは誰 支援者だけで支援方法を考える事が多い。当事者を中心として、当事者を包摂して自己決定していく、地域で包んでいく活動の紹介。
・トラウマインフォームドケア
トラウマとは大きな傷を持っているイメージがあるが、小さな傷もトラウマである。しかし、支援者としては、どうトラウマと関わるかという知識が少ない。
・基調講演にあげられている四人の方の名前はもう一つ分からない。名前を知らない人に話して頂くのは如何か。
・全員名前の知らない方が多い中、何か判断の材料になる資料が必要ではないか。
・リモートで出来るならば、基調講演を録画による講演として、阿部先生に話して欲しい(ライブじゃなければ、ユーチューブを利用するのも考えられる)。
・リモートは機械等のやり取りなど難しい点があるので、ライブは難しい。最初はユーチューブを利用し、最後にビデオ会議方式(ズームなど)で阿部先生に登場して頂く方法はどうか。
・阿部先生の登場は45分を予定。学校の機器については、楠氏に調べて頂く。
(7)分科会の数と講師・内容について
幾つぐらいの分科会がベストであるか(参加人数100として)会場の状態も考える
分科会の講師・内容について
各テーブルで話し合い、推薦数の多い以下の5つにとりあえず絞った。
- 外国のルーツのある方の権利
- 虐待
- 地域・地活協の活動 市岡中学の子どもの居場所
- 地域福祉講座 セツルメントの源流とは
- ヤングケアラー
・要綱を見た時に、行きたいと思う分科会も必要ではないか(高齢者関係が無い)。要綱見た時にこの研修会に行きたいと思える内容が重要。
・懇親会は全体で行うのは無理である。各分科会で行うことも考えている。
・6つの部屋があるので、5つの分科会。ひとつ20人程度の集まりで、一つの部屋は事務局で使いたい(開催側として対策をしっかりすることが大切ではないか)。
・オリンピックのような形で1年延期という方法も考える必要がいるのでは。
・日地協では、やる方向で進めていると大地協から伝えている。東地協は野原さんが興望館の理事長に就任された。阿部先生がリモートで出席していただけるかどうかは分からない。次回の大地協の役員会は9月14日に予定している。
・全国研修会をやる方向で進めているが、1月2月の状態次第で学校が借りられない等の問題は出て来る可能性は高い。柔軟な姿勢で、3つぐらいのパターンを考えて挑みたい。
(8)残された課題として
・サロンの開催をどうするか
・鼎談をどのように行い、どのように全員で同じ課題を考えるか(コロナ調査より)
・フィールドワークをどうするか
3、新型コロナに関するアンケート
(1)緊急調査であり 社会の観測所としての活動です。
(2)メールで施設長用と、職員用で分けています。
8月31日までの締め切りになっているので、皆さんご協力お願いします。
持ち帰って必ず施設に伝えてください。メールでも再送信します。
4、⽇地協 児童部会(東海地協主催) 別紙参照
(1)⽇ 程 2020 年9⽉21⽇(祝⽉)10 時〜16 時
(2)今週金曜日に人数が確定します。
大地協、地域の子ども研究会から1名、発題します。
5、セツルの家
(1)各施設の予定していた全てのキャンプは、利用してもらう事が出来ませんでした。しかし、個人(施設職員の方など)の利用が増えた。
(2)消防訓練をやまとさんの時に行う予定であったが、キャンプがキャンセルだったため、セツルの夏片付けの時に、実施することになった。
(3)セツルの片付けを、9月11日実施する。その時にセツルの浜の汚れている時の写真ときれいになった時の浜の写真を持ってきていただきたい。
6
次回 10月27日(火)19:00~ 育徳園にて
次回 司会:楠(望) 書記:大川(個)