日 時 : 2022年7月4日(月) 19:00~20:30
場 所 : ZOOMによるオンライン会議
司 会 : 西野(大)
書 記 : 大川(個)
出席者: 松野・谷川(平)、西野・杉浦(大)、宮川・竹内・川畑(長)、青地(阿)、早川・森井・辻野・隈元(育)、加藤・山村(い)、廣谷・山田(い2)、角中(や)、楠(望)、多賀井(愛)、吉田・大川(個)
敬称略、途中退席、途中参加も含む。
はじめに
西野委員
この企画委員会は大地協の心臓部である。決定は役員会となっているがその前段階やアウトラインを決めるのは企画委員会なので自由に議論できる場所として月に一度は開催していきたい。
松野会長あいさつ
先日40数名施設職員、ボランティア、中学生以上の児童も含めて大雨の中セツルの家ワークキャンプを実施した。長居保育園のご尽力もありきれいになっている、セツルの家をまた見ていただきたい。大地協は児童の施設だけではない様々な種別が集まっている良さや研究会が多数あること良さも活かしていきたい。大地協、施設という、名称を含んでいるが施設に限らず地域のことについて取り組んでいきたいと考えている。
早川園長(育徳園)あいさつ
倉光先生のあと園長になりました、早川です。大地協のことはまだ十分に理解できていませんが、皆さんとともに頑張っていきたいと思います。この度、今年度の大地協バザーの実行委員長に就任しましたのでよろしくお願いします。
1.各研究会の報告・課題
⑴ 子育て支援研究会(こそ研) 代表:大西(望) 報告:森井委員(育)
昨年度は他施設とのつながりを大切にしてきた。今年は7月に「民族保育の取り組み」を聖和保育園から学ぶ機会をつくろうとしている。まだ調整中。決まり次第お知らせする。秋にはちがいを認めあう保育をテーマにした研修会を持つ予定。
課題、検討事項 広報活動に力をいれていきたい。Zoomでの実施予定している。ひとつの施設(保育園)だけでなく他の施設と共有していくことを大切に、していきたい。
⑵ 地域の障がい児・者研究会(障研) 代表:谷川(平) 報告:(同左)
昨年度はZoomで、おこなってきた。6月はオープン研修ということで障研メンバー以外気楽に気軽に参加できる研修会を企画した。
今年度はオープンに気軽に現場の話ができる場と、障研メンバーで、じっくりテーマを深める場の2部制でいきたい。
課題、検討事項 ZoomのよさとZoomだからむずかしいこと。参加のしやすさと共有のしにくさなどを、どう解決するか。
⑶ 地域のこども研究会(こども研) 代表:山田(池) 報告:川畑委員(長)
目標として 地域のこどもたちの豊かな成長を目指して
地域のこどもたちに目をむけてアクションする
(施設利用外の子どもたち)に目をむけるコロナによる制限
ドッジボール大会は260名が参加し長居小学校で実施できた。中学生以上の児童ボランティア20名程度、審判などに活躍してくれた。
課題、検討事項 暑さをどう対処するか?中学生以上児童の満足度と施設の子どもたちの満足度のバランスをどうするか?地域のこどもにどう働きかけるか?
⑷ セツルメント研究会(セツ研) 代表:吉田(個) 報告:(同左)
今年度は2つのものを企画している。
7/6平和って何? 9/27 片山潜の活動から学ぶ:永岡先生
課題、検討事項 若い職員の参加率の低さ・入りやすい環境をどうつくるか。
高齢分野から現状報告山田委員(い2)
コロナが終息しつつあるとボランティアなどを解禁したり面会解禁へと方向転換できつつあるが家庭内感染などもあり油断はできない。
山村委員(い)
入所施設職員は、三日に一回は、抗原検査を実施し無症状感染による拡大を防ごうとしている。地域にでている中で高齢者でもワクチン打っている方もいれば打っていない方もいる。それでも地域の体操などには参加していたりする。いずれにせよたくさんで集まるということはまだできない。
二年半におよぶ制限で様々なつながりが切れたり切れそうになったりしている。一方で外部からもボランティアの声がかかる。ボランティアをしてくれている方も高齢者であったりするが、そろそろやってもええんちゃうという声もある。町会のおまつりに敷地を開放したり、地域の小学校のフェスタに施設として参加するなどもしていこうとしている。小学校のフェスタも学校により食べ物OKや食べ物無しなどルールは多様になっている。この期間の制限は長かった。今年はできるだけ積極的に地域にでていこうと考えている。
西野委員
研究会などの報告から大地協の課題として(仮)整理すると広報の方法や参加しやすさを高める方法、若い世代に伝える方法、新たな地域の課題とはなのか、地域で気になることを調査する、などが挙げられる。ここからはこれらの課題について話をしていきましょう。
加藤委員
新たに参加しにくい状況はメンバーの固定化を生む
勉強会・研究会 参加しやすい時間帯についてでいうと活動時間について管理部門としては就業後の時間は参加させにくい、参加してみたらと言いにくい。また、活動目的が不明確、この目的のために何名人員がいるとゆうような形になると参加するようにしやすい。
竹内委員
業務時間外だからこそ参加しやすい面がある。業務時間は現場から離れられない。人により温度差はあるが、業務時間はできるだけこどもと関わっていたいと思っている。
西野委員
ボランタリズムを育成するにはどうするかということが課題。
一方で業務量の増加はある、見通しをもって参加しやすいように活動のスケジュール年間でだせないかなあ
角中委員
施設では離職率を下げるために業務量の見直し業務軽減をしようとしている。大地協の活動へ誘うことは矛盾を感じる。もちろん情報提供はしているが、魅力的と思われないのか参加はしない。誘うこと自体をしにくい状況がある。
辻野委員
施設でも4月から業務の軽減を、実施しているため大地協に誘うことはやまとと、同じように矛盾を感じる。正直保育所はキャリアアップ研修に参加する段取りでもキツイ状況となっている。仲間づくりという面から考えると参加型、体験型のものに可能性を感じる。ワークキャンプ×不登校など。
西野委員
大地協が何なのかが伝わっていない。わかり易い活動。活動の魅力を高める必要があるのではないか。新たな活動のために助成金なども活用していきたい。
大川
今年度は丸紅基金(助成金)に申請した。ワークキャンプと中高生等活動を対象に実施した。やるべき活動について必要な資金を集めるという動きも必要だし、資金を集める手段は助成金やクラウドファンディングなどもある。やりたいことがあればできるという形にしていきたい。
セツルの家の活動報告 報告:宮川委員(長)・川畑委員(長)
ワークキャンプ40名強の豪雨により予定の作業ができなかった。そのため7/8の各施設参加者を増やしてほしい。セツルの家に南側の新たな施設との関係も含めて考えていかないといけない。セツルの家は長居保育園の関連ボランティアの尽力により大規模な改修を実施している。
ワークキャンプについて 報告:川畑委員(長)
当初は想定を超えて小学生6年生以上85名の規模であった。マイクロバス2台となっていた。雨の予報により高校生以上の参加に変更した。小学生6年生、中学生を断ることになったので、秋に再度できればと思う。
課題、検討事項 マイクロバスの運転を職員に担ってもらうこと。プロドライバーに委託できないか?安全上どうなのか。職員の自主性によるとしていいのか。金銭的制約は解決できないのか。
大地協ロゴマークの報告:愛染橋保育園から 報告:多賀井委員(愛)
デザインのラフプランが決定した。その方向で実施する。グッズなどの販売も予定している。大地協の英語表記についても正式に決めていきたい。永岡先生と検討したい。
2.バザーについて 報告:森井委員(育)、辻野委員(育)
第1回 大地協バザー実行委員会の報告
・バザーの日程:2023年1月22日(日)時間は未定
・バザーの趣旨についての確認 (自然体験施設の魅力を発信する。施設同士や地域の繋がりを大切にする。)
・バザーの方法:新型コロナウイルス感染症を考慮した新しい形のバザーにする。(育徳園らしさを発揮)
① SNSを活用する。
② 数カ所の拠点をつくり、子どもたちに“遊び”の提供をしたり、物品の販売をする。
・物品の販売については、地域の福祉活動をされている施設などの品物やデリバリーの販売を考えている。(飲食コーナーは禁止)
・拠点を数カ所にする理由は、来場者を分散し、密を避けて感染防止に努めることを 目的としている。 この二通りの方法で進めていく。
・各施設への依頼
企画段階から各施設の協力をお願いしたい。(主に若い職員からアイディアを募集)
拠点として場所を開放していただける施設の募集をする。後日、詳しい案内を送る予定。
・その他
SDGsについても、バザーを通して発信していきたい。
資金の一部は、災害支援にも使えるようにしたい。
大地協の加盟施設すべてが、大地協を見直すきっかけとなるバザーになると良い。
・役割分担
実行委員長 → 早川 友教(はやかわ とものり)園長
副実行委員のメンバーは未定であるが、育徳園の各事業所から参加を募り、育徳園全体(オール育徳)として進めていく。
・今後の予定
育徳園の内部検討会をした後、当日までのスケジュールを考え、ZOOMを利用して、各施設の代表者と話し合いを進めていく。
加藤委員
悲壮感をもっての仕事ではなく、いいところやなということを伝えたい。施設の魅力。この仕事の魅力。人とのつながりの魅力。などが伝わるようなものとしたい。
3.新たな課題について
西野委員
大地協とは何か 一言で表現してみてください・・キーワードにして次回までの課題を考えるヒントにしましょう。
同じ価値をもつ仲間・自施設の若手発掘・中学生以上・輪・感謝・楽しさの共有・融和・居心地の良さ・一緒に参加しての共有・つながり・愛と正義・楽しいじかん・未来に向かって・しんどいことを笑って話せる・刺激の多い場・人のことを思いやる
次回への課題
大地協の求心力となるもの(価値や目標、そして魅力)とは何かということを考える。今後それをわかりやすくあらわすことで「新たな仲間づくり」につなげることや「事業や地域福祉実践の骨格」となるなどの遠心力を生むのではないかと期待している。
参加しやすさと若手(担い手)の発掘、新たな地域福祉課題への挑戦と調査。そのために必要なヒト・モノ・カネ などについても考える。