第9回 地域の障がい児・者研究会
▼ テーマ 地域の中で見えなくなっている問題、 あたりまえに生活するとは?
▼ 日時 2017年1月9日 (火) 19:30~21:00
▼ 会場 わかくさ保育園
今回は、 グループディスカッション中心の対話型研修会です。 お気軽に、ご参加ください。
▼ お問い合わせ:地域の障がい児・者研究会
事務局 大川明宏
今川学園キンダーハイム内
TEL06-6609-6300 Fax06-6609-7300
E-mail syoken00chiiki@gmail.com
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今年度のあらまし
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第8回 地域の障がい児・者研究会
▼ テーマ あたりまえの暮らしとは何か? ◯ サブテーマ『意思決定の支援とは何かを考える』
▼ 日時 2017年12月8日 (水) 19:30~21:30
▼ 会場 望之門保育園
▲参加者 7名
来年2月開催の全国地域福祉施設研修会で障研が担当する第2分科会のテーマは『障がいのある子ども・ おとなの地域における生活の支援を考える』と決まっています。
事例などをまじえて話しました。
見えなくされる、見えなくなる問題をどうするか?
あたりまえの暮らしとは?
あたりまえの暮らしができないとは?を考えていくと他者の暮らしをイメージで話すことになる。
イメージするのは限定された姿であることそのイメージは考える自分たちのもつ価値観や先入観に影響されて いる。
障がいという言葉からのイメージも個々によって異なってしまう。
当人はどうなのか? どう思うのかということをいかにキャッチできるかということがということなどが話されました。
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第7回 地域の障がい児・者研究会
▼ テーマ 『障がいのある子ども、 おとなの地域における生活の支援を考える』
自立と依存と支援/能力主義とは?
▼ 日時 2017年11月7日 (火) 19:30~21:00
▼ 会場 育徳園子どもの家
▲参加者 6名
全国地域福祉施設研修会で障研が担当する第2分科会のテーマは『障がいのある子ども、 おとなの地域における生活の支援を考える』と仮決定しています。
テーマをふまえてメンバーで話をしてみました。
自立と依存と選択肢の幅と数。
できる、できないという価値観とできるようになりたい願い。
施設単体での限界性、連携の具体化。
見えない見えなくされるマイノリティの生活。
もっと言葉コトバの意義を確認していきたい。
制度をただ批判するのでないものを!
マイノリティの力を!
能力というのは、その人の属性であり、 その人の本質じゃないという話。
認知できる範囲内での生活の場を小さな世界する。
その人を取り巻く世界の中での普通は他の人を取り巻く世界の中での普通と同じでないのに普通は全ての世界に広がっていると思ってしまうこと。
ということなどが話されました。
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第6回 障がい児・者研究会
▼ テーマ 支援者座談会について考える
▼ 日時 2017年10月3日 (火) 19:30~21:00
▼ 会場 育徳園子どもの家
▲参加者 6名
支援者座談会を具体化する
◯座談会日時・会場:2017年10月24日(火)・ 幸分ホール
◯座談会タイムスケジュール
◯座談会の目的
・参加者が自分のやってきたことを問い直せる会
・参加者がたくさん話せる会
・プラスの話しだけで作り上げる会
・参加者と一緒に作り上げる会
◯座談会の方法
①(検討)自己紹介・アイスブレイク→ 一巡
②参加者が「仕事での喜び楽しみについて」話すタイトルを発表→ 一巡 →気になるタイトルから話し進める
③参加者の話の中での重要ポイントについて話しを掘り下げる→ 一巡 → 個人への質疑応答
④参加者が重要に置いたポイントが、 参加者自身が仕事の中で大切に感じていることだとし、 自分の価値観への気づき
⑤上記をふまえ仕事の意義について考える(発表方法検討事項)
⑥各グループ討議まとめ
ということになりました。
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第5回 地域の障がい児・者研究会
▼ テーマ 支援者座談会について考える
▼ 日時 2017年9月5日 (火) 19:30~21:00
▼ 会場 望之門保育園
▲参加者 6名
主な内容
○10月24日火曜日の、支援者座談会について
○2月16日金曜日の日本地域福祉施設協議会全国研修会, 分科会テーマについてを中心に話をしました。
支援者座談会は私たちの仕事ってなにが大切なのか? ということを人権というものを考えながら明日もがんばろうーと思えるような会にしたいなぁということにな りました。
困りごとや悩みではなく、 関わりの中にあるよろこびや楽しみとは何なのか? そのよろこびや楽しみは何故感じるのか?
困りごとや悩みではなく、
支援を仕事とする意義についても考えていきたいと思います。
テーマは
子どもたちとの関わりの中でのよろこび・楽しみから
~私たちの仕事の意義を考える~
とします。
9月20日は要項を配布したいと思います。
申込〆切は10月17日とします。
○分科会については
相模原障害者施設殺傷事件から人権を考える
というテーマを候補にしてみたが、事件を紐解くことではなく、 人権について考えるということが大切であることを確認しました。
そして
重度の方が被害にあっていること
被害者は匿名になっている方もいること
地域福祉に携わる者は今何を考え、何をしていくべきなのか?
人が当たり前に生き、 暮らすということとは何なのかをあらためて考えていきたい。
同時に人権を考えるということは具体的でなく目に見えないためとっつきにくい面はある。で、何をするの?何になるの? というと支援者の価値観の見直しと自己点検ということがこの分科 会では重視されるように思います。
研修会の開催要綱では 45字×4行で分科会を、 説明しないといけません。
要綱原稿〆切までには自己満足ではないわかりやすい文を、つくりたいと思います。
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第4回 地域の障がい児・者研究会
▼ テーマ 人権について考えるPart3自分自身の人権を考える
▼ 日時 2017年7月18日 (火) 19:30~21:00
▼ 会場 望之門保育園
▲参加者 6名
自分自身に関する人権ということに更にしぼりこみ、 参加メンバーが当事者として語るということをしていきました。
人権を自分自身の物語として考えると、 自分の人権は守られているように感じる参加者が多かったように思 います。
幼少期の家庭での過ごし。家が居場所ではなかった。 屋根はあり食事も衣類もあったけど、疎外感があった。 家族きょうだいの中で不平等を感じた。 友人関係などに恵まれたから今があるように改めて感じた。 という話がありました。
飲食店でアルバイトをしていた時、 日本語をうまく話せない同僚がいた。言葉が伝わらない、 だから仕事できないと思っていた。 仕事を終えたあとでは印象がちがった。 その人は仕事中とても素敵な笑顔できびきびと働いていた。 人との関わりから自分の偏見に気づいた。 という体験などが語られました。
サッカーなどをはじめとするスポーツ競技で国対抗となると、 マナーということ一つでも個人としての評価ではなく、 属性として評価していることもあって、ラフプレーをした◇◇ さんではなく、ラフプレーをする■■国の人と考えていたり、■■ の人はラフプレーをする。 というラベル付けをしていることに気付いたという話もありました 。
子連れでカフェに行った時のこと、子どもが泣きはじめると、 店員からは猛暑にかかわらず店の外にでるように言われる。 確かに迷惑かも知らないけれど・・・釈然としない思いがあった。 という話もありました。
価値観の異なる人をどう受け止めるか、 他者との関係性における自分の認識、 偏見についての話となっていきました。タトゥーのこと。 国籍のこと。ローカルルールを守る、守らない。 多文化共生と世代間の認識のズレ。 なども話題となりました。
人権が侵害されているかどうかということを考える時、 線引きの基準は自分で経験しているものが多いようです。 まぁふつう、 まぁあたりまえと感じられることがその基準のようでした。 言語化しにくいもののようです。自らの目で右と左を見渡して、 調べて、聴いて、 同じくらいだと感じたことが基準であったりすることのようでした 。
たとえば子どもの労働・家事手伝いということであっても、 そのコミュニティ文化で、多くなされていれば、 違和感を抱くことはとても困難なことであって、 体感できないから、気にならない。しかし、 その行為を別の視点からみてみるととてもおかしく見えることもあ るという話もなりました。
人権というものさしでは権利擁護という正義でもって違和感を正そ うとすることになります。 まとめてさらに価値観や文化の違いというものも変化させようとす ることも起こってきます。 自分が手に持っているものさしの目盛りが何なのか? ものさしをどう使うかということがその行為を考える上でとても重 要になってくるような気がします。
自分の能力を使って何かを得ることは正当とされる社会では、 能力による差は正当とされます。
不当な差だと考えられる時には、助けをもとめるか、 回復を要請するかということになりそうです。 考えないとわからないという程度のことであれば、 日常では不当であるということを感じていないからなのか、 そういうものだとあきらめているからなのか・・・ それをおかしいと感じることは、 感覚の過敏でいわゆるモンスター化していることなのか。
個人の線引きの問題、その基準は結構いい加減なものであって、 あいまいなものの中で社会は存在し、 暮らしは営まれていることを改めて感じました。
あいまいなその境界に立つ時のものさしの精度をあげていきたいと 思います。
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第3回地域の障がい児・者研究会
▼ テーマ 人権について考えるパート②
▼ 日時 2017年6月28日(水)19:30~21: 00
▼ 会場 育徳園子どもの家
前回までの学びをふまえて、 日常の暮らしの中で人権を意識したこと気づいたこと問題点などを 自分の言葉でまとめる。そして発表する。ということでした。
自分の仕事から感じることが多く語られました。
人権はだれがまもるのか?
犯罪をした人の人権とは?
権利を侵害する人の人権とは?
社会規範と文化によるのか?
人間の付加価値に人権は左右されるのか?
当たり前とは何なのか?
施設入所、一時保護と家族、家庭そして
子どもの人権と大人の人権
意見表明の問題など
自分自身の問題というより日々の仕事で関わる中での感じる人権、 代弁という面が強かったように思います。
その中で1つ、男性保育士という立場からの話がありました。 性差による業務内容の話や就職活動時の対応の話など自分に関する 身近な権利、疑問という形で新鮮でした。
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第2回地域の障がい児・者研究会
▼テーマ 人権について考える
▼ 日時 2017年5月16日(火)19:30~21: 00 にて
▼ 会場 望之門保育園
人権と○○というテーマで自分の考えや気になったことを、 まとめてお互いに話をしました。
業務都合により、時間通りに開始できなかったものの、 日常ではフワッとなんとなくわかったようになっている人権という ものを考える機会となりました。
人権と子ども
人権と呼び方
人権と子どもの嘘
人権とオグラ
人権と可視化
人権と多様性
人権と権利
話をするなかで
人権感覚が高いって?何やろ? 各自にこれはという基準がないのではないか?
ということ、これってどうなん?と思うことはあるということ
人権というものがたくさんの考え方を含んだものだ!ということ
などはわかりました。
どこかに照らし合わせながら判断しているような印象を受けました 。
母国語で考えていない、タイムラグがある感じです。
人権が侵害されているケースからの学びと同時に人権は守られてい るというケースについても学ばないといけないとも思いました。
結構、見せかけの人権保護、お飾りな権利擁護、 はあるように思います。 我が事にならないと考えられないという話もでました。
暮らす。生活する。働く。遊ぶ。学ぶ。 などの人として生きるとはについても自分の考え、 価値観を言語化していくことも必要なのだと思います。