開催方法の変更について (2022年2月4日変更)
新型コロナウィルスオミクロン株の急速な拡大がさらに進み、感染者数が激増する中、その影響は福祉施設においても大きい状況となっています。このような状況の中、大阪市地域福祉施設協議会では、何とかみなさまと顔を合わせて学びを深める方法はないかと考えていましたが、今回は会場での参加の中止はやむを得ないという判断をし、開催方法をZOOMを使用したオンライン参加のみに変更することとしました。
大変厳しい社会状況になりつつありますが、ぜひオンラインの利点を活かして色々な場所からご参加いただきますようご案内申しあげます。
研修会概要
日時 | 2022年2月26日(土)12:30~17:00 |
会場 | 会場参加は中止となりました |
主催 | 日本地域福祉施設協議会 特定非営利活動法人大阪市地域福祉施設協議会 |
後援 予定 | 厚生労働省 / 大阪市 / 全国社会福祉協議会 / 大阪市社会福祉協議会 / 大阪市社会事業施設協議会 / 朝日新聞厚生文化事業団 / 毎日新聞大阪社会事業団/ 産経新聞大阪厚生文化事業団 / 大阪ボランティア協会 |
参加者 | 住民 / 施設利用者 / 地域福祉施設(隣保館、児童館、学童保育、デイサービスセンター、特別養護老人ホーム、保育園、他各種社会福祉施設)職員 / 社会福祉協議会関係者 / 研究会 / 学生 / NPO / ボランティア / 行政関係者 |
参加 方法 | 会場参加は中止となりました |
参加費 | 施設職員 5,000円/1名 個人会員 2,000円/1名 学生 0円/1名 会場参加は中止となりました ●オンライン参加 施設・団体 10,000円/5名まで (日本地域福祉施設協議会 会員施設は、5,000円/5名まで) 個人の方 2,000円/1名 学生 0円/1名 |
研修要項 | ダウンロード(PDF) |
申込 | 留意事項をご確認の上、下記のアイコンからお申し込みをお願いします。 |
今大会の開催にあたって
● 第25回 全国地域福祉施設研修会「共生(とも)にいきる」を振り返る
私たちは、新型コロナウイルス感染拡大のただなかだからこそ行動し共通の理念である地域福祉の在り方を考え、昨年度、第25 回全国地域福祉施設研修会を大阪の地で企画し実施しました。「共生(とも)にいきるとは」をテーマとしたその研修会では、「違いを喜び合える社会を目指して」を共通の話題として、金光敏氏(外国にルーツのある子どもの権利)、野坂祐子氏(トラウマインフォームドケア)、伊藤悠子氏(マイツリーペアレンツプログラム)、栗本正則氏(地域での子ども居場所づくり)、濱島淑恵氏(ヤングケアラー)、5 名の方を招きパネルディスカッションを実施しました。それぞれの立場と視点から、今、地域で起きている問題とその根っこにある課題について報告をいただきました。いずれのお話も地域で起こっている出来事であり、その課題について話をするなかで、自助・共助・公助の在り方への問題提起がなされ、議論は深まりました。
● 共生(とも)に「いきる」から「あゆむ」へ
誰が、何を、どのようにするか。昨年度の研修会の議論を踏まえ、共生について、さらに深めるために今回の研修会ではテーマを「共生(とも) にあゆむとは」としました。
基調講演をお願いしている西野博之さんの活動は行政とのやりとり(協働) や、活動の意義の精力的な発信も含め多岐にわたっています。不登校児童・生徒やひきこもり傾向にある若者たち、さまざまな障がいのある方々とともに地域で育ちあう居場所での活動を続けておられます。今回は「誰ひとり取り残さない居場所づくり」をテーマに「共生・多様性・居場所・官民連携・貧困・若者・人権・ 持続可能性」などをキーワードとしてお話をしていただきます。
パネルディスカッションは地域福祉施設の現場で働く人たち自身が考え、自らの言葉で語っていただく形で開催することとしました。日本地域福祉施設協議会加盟施設の職員が、リアルな地域福祉の現場の声を伝えていきます。
● パネルディスカッションのテーマは「共生(とも)にあゆむ~居場所の力を考える~」
東京(城東地協) からは児童館の現場から、名古屋(東海地協)からは障がい福祉の現場、大阪(大地協) からは保育と介護の現場から、5 名のパネリストにそれぞれご登壇いただく予定です。地域福祉施設の居場所の力を、パネリストの方々の日常の体験・実践を通して、参加者とともに考えていきたいと思います。当日は、地域福祉施設が共生について何ができるのか、何を目指すことができるのか、伝え合い語り合う場としたいと思います。
● この研修のねらい
私たちは、この研修の成功を参加者に何らかの形でプラスの変化が生じることだと考えました。それは、「地域社会に暮らす人、働く人の幸福」につながるものであり、地域で働く人、地域で関わる人のモチベーションを高め、「共生(とも)にあゆむ」に向かって一歩ふみだすためのエネルギーとなるものでもあると思います。そこで今回の研修会では、他者の経験を共有化することによって知らないことを知る。やってもいいことを知る。あらたなやり方を知る。一歩踏み出してもいい境界線があることを知る。その踏み出し方を知る。そういう機会を創りたいと思います。
さて、SDGs でも言われている「誰ひとり取り残さない」ために何をするのか? 地域福祉はどぶさらいだといった先人がいます。地を這うという表現をした先人もいました。向こう三軒両隣からはじめようと語った先人もいました。街を歩いてますか?と問いかける先人もいました。かつても今も目の前の事、ミクロな視点での実践を活動の根幹においている。はじめに自分の周囲から始める。どんどん視点を広げていくと、地球規模になる。そのための一歩は隣の人からはじめることだといえる。それは、隣の人の困りごとをみるのではなく、隣の人その人をみるということなのかもしれない。さらにその人と関わりをもつこと、それが人格交流ではないか。施設の中で何ができるかと思い悩んでいたり、どうしていいかわからなかったりする施設職員は多いことでしょう。研修会を終えた時に、施設から街へと踏み出す方、日常業務の枠から一歩踏み出す方、自ら考えあゆみはじめる方が増えることを目指したいと思います。
第26 回 全国研修会実行委員会 委員長 大川 明宏
プログラム
12:30 開会挨拶
● 倉光 愼二さん
(大阪市地域福祉施設協議会 会長)
12:35 メッセージ
◯ 阿部 志郎さん
(日本地域福祉施設協議会 名誉会長)
13:00 基調講演 「誰ひとり取り残さない居場所づくり」
◯ 西野 博之 さん
(認定NPO法人フリースペースたまりば 理事長)
14:45 パネルディスカッション 「共生にあゆむ 居場所の力を考える」
◯ 八重田 裕一朗さん
(社会福祉法人雲柱社 フレンドリープラザ墨田児童会館 館長)
◯ 橋本 聡司さん
(一般社団法人本所賀川記念館 フレンドリープラザ東向島児童館 館長)
◯ 元田 和宏さん
(社会福祉法人名古屋キリスト教社会館 活動センターねーぶる 管理者)
● 朴 喜美子さん
(社会福祉法人石井記念愛染園 愛染橋保育園 主任保育士)
● 野間 広二さん
( 社会福祉法人都島友の会 特別養護老人ホーム ひまわりの郷 副主任兼生活相談員 )
コーディネーター
● 楠 勇さん
(社会福祉法人阿望仔 望之門保育園 保育士)
● 川畑 亮輔さん
(社会福祉法人柿の木福祉の園 長居子どもの家 保育士)
16:40 まとめ
◯ 岸川 洋治さん
(日本地域福祉施設協議会 会長)
16:55 閉会挨拶
● 西野 伸一さん
(大阪市地域福祉施設協議会 事務局長)
17:00 閉会
申込について
STTP1 | 留意事項を必ずお読みいただいた上で、下記アイコンより、入力フォームに必要な事項を入力して参加申し込みをおこなってください。 |
STEP2 | 入力していただいたメールに、記入していただいた内容と振込先が記入されたメールが自動で返信されますので、内容をご確認ください。 |
STEP3 | 内容に間違いがなければ、研修費用のお振込をお願いします。 |
STEP4 | オンライン参加の方に対しては、2022年2月中旬に、ZOOMのID及びパスワードを送信いたします。 届かない場合は、下記事務局までお問い合わせをお願いします。 |
お問い合わせ先
特定非営利活動法人 大阪市地域福祉施設協議会 事務局
〒557-0004
大阪市西成区萩之茶屋2-9-2 わかくさ保育園内
電話 06-6633-2965
mail 2021zenkokukensyu@gmail.com